【日ハム】母校・花巻東の元同僚カットマン千葉翔太くんたちが語る「二刀流男・大谷翔平の素顔」

◆日本ハム５―２楽天（２７日・札幌ドーム）

　大谷の母校、岩手・花巻東野球部出身の佐々木隆貴捕手（２０）、千葉翔太外野手（１９）＝ともに日大野球部＝が、初の開幕投手を務めた剛腕の素顔を明かした。

高校２年の春からバッテリーを組んだ“正妻”と、水沢リトルからの後輩で１３年夏の甲子園ではしぶといファウル打ちで沸かせた、伝説の“カットマン”が対談。二刀流男の知られざるエピソードを披露した。（構成・小谷　真弥）

千葉「大谷さんはもはや一流選手ですけど、普段は僕ら後輩も接しやすいし、絶対偉ぶらない」

佐々木「今年の年始に同級生１０人でやったバスケは、すごくうれしかった」

千「バスケですか？」

佐「２組に分かれて、負けチームが勝ったチームに回転ずしをおごるルールでやったんだ。結果は翔平のチームが勝ち。翔平は一皿１００円のすしをガン食いして…。ジュースにデザートまで頼んでた（笑い）。

年末の同級生との居酒屋飲み会、２次会のカラオケもワリカン。１億円を稼いでも、高校から変わらない姿は同級生としてうれしいし、すごいことだと思う」

千「イタズラっぽいところもあります。高校の寮で朝の点呼で集合した時、翔平さんの横にいたんですけど『千葉がいない！』って大きな声で言って…」

佐「隣にいたんだろ？」

千「しばらくして『（身長１５７センチなので）小さいから見えなかった』と。イジってもらうのはうれしかったし、周りを和ませるのも上手でした」

佐「彼女の影はなかった…というか絶対にいない！　居場所はいつも寮かグラウンド。好きな女子の話も聞いたことがない」

千「高校野球が終わっても、僕ら現役に交じって練習してました。打撃投手もやってもらいましたけど、球が速くて“カット”できなかったです。鍛えられましたね」

佐「高校時代のニックネームは『トッポ』。体が細くて、ロッテのお菓子に似ていたから。練習中は絶対にふざけないし、周りがミスしたら厳しく指摘していた。野球になると人が変わるけど、気遣いは人一倍だった」

千「データ班の話ですね」

佐「３年生３０人の半数はベンチ外で、相手校のデータ収集に専念する。徹夜の日もあったけど、翔平が栄養ドリンクやブラックガムを差し入れてた」

千「自分のお小遣いから使ってくれたんですね。そんなところも、隙がない先輩です！」

ほのぼのするンゴ

>佐「彼女の影はなかった…というか絶対にいない！　居場所はいつも寮かグラウンド。好きな女子の話も聞いたことがない」

あっ…(察し)